--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/06/26 (Fri) さようなら映画レビュウ

前回のレビュー以来見たものをメモ。

「ウィークエンド」
早稲田松竹ゴダール2本立ての1本目。
車のクラクションの音、動物の屠殺映像、唐突で難解な引用、不規則なテンポ、などなど、かなりクセがあり、見やすい映画ではない。
初ゴダールの人が見るには厳しい映画かもしれない。
別の言い方をすれば、ゴダールに対するある程度の好意や信頼がないと辛抱強く見てあげられない映画かもしれない。
ただし、じっくり辛抱強く見ることさえできれば、ゴダールらしさ、ゴダールの映画作りに対する姿勢が見られる、面白い、見る価値のある映画だと思う。


「女は女である」
早稲田松竹ゴダール2本立ての1本目。
有名な2作、「勝手にしやがれ」、「気狂いピエロ」よりも見やすい、ゴダールに入っていきやすい作品はこれだと思う。
これは過去何度も見ているが、やはり文句のつけどころがない素晴らしい作品だと思う。
ボーっと見ても、じっくり見ても、初めて見ても、繰り返し見ても見ごたえがある。
何が素晴らしいかって、作り手が観客のところまでおりてくることなく、それでいて娯楽映画として非常に高いレベルのものとして仕上がっているところが。
客が見たいもの、喜ぶもの、面白がるものを作ろうとか客にシッポを振ってセコイ計算をする裏で、心の底ではその客をバカにしてる、そういうサラリーマン映画、映画人と比べ、この作品、ゴダールというおっさんの何と純粋で正直で強くてカッコイイことか。


「風の歌を聴け」
村上春樹の小説の映画化。
小説を再現するのが映画ではないし、作り手がそれを狙っているのかどうか知らないが、小説のトーンがよく出ていると思った。
映画オリジナルのエピソードが追加されていたりするとは言え、小説内のセリフがそのまま使われてるだけじゃなくて、文章をそのまま読み上げてる部分もかなりあるから、そりゃそうか、という気もする。
小説を読んだことがない人が見たらどういう印象なのかはよくわからない。
俳優もよかった。
小林薫はハンサムすぎず適役だったと思う。
真行寺君枝はきれいで魅力的だった。
余談だけど、「トニー滝谷」のイッセー尾形は大学生時代の描写に無理がありすぎ。
さらに余談だけど、「ハウルの動く城」の倍賞千恵子の声も無理がありすぎ。


「太陽を盗んだ男」
沢田研二主演、1979年公開だが、未だ一部から強い支持を集めている映画。
気合が入っている、大胆で面白い、よい映画だと思った。
面白い映像、エピソード、演出がたくさんあって、長かったけど楽しく見られた。
無茶苦茶な映画という触れ込みなのに、それでもチラチラと優等生的にまとめてしまっている印象を受けたのは残念。
ヒロインの池上季実子がすごくかわいかった。
アイドルレベルの演技力もこの映画においてはかえっていいんじゃないかと思う。


「人間の証明」
有名でそれなりに評価もされている映画だが、いかにもサラリーマン商業映画という感じ。
松田優作は男前だけど、映画全体としてはダメ、突出している良さが一つもない。
ニューヨークロケなんか無理やり話題性のためにねじ込んだ感が否めない。
登場人物同士の結びつきを、国境、人種、時代をまたがせ、戦争という要素を入れ、やや複雑にこじれさせているが、それが全体の物語に深みを与えているとは言えない。
むしろ、一つ一つのエピソードの描き方が浅く、ごちゃごちゃしちゃってるし、いちいち安っぽい。
連続ドラマでもやってるようだが、じっくり細かなところを描ける分そっちのほうがいいのでは。
これほど大した中身のない映画が今現在まで「良い」映画として残っている理由はこの話題性にしかないと思う。
そういう意味では角川プロデューサーは成功しているのかな。


「フライド・グリーン・トマト」
90年代前半に人気を博した映画。
人気映画らしく、コメディとしても面白いシーンもあるし、楽しく見られる映画だった。
中学生だか高校生だかのときに見て以来2度目だったけど、今回のほうが楽しく見られた。
だけど、一歩引いてみたときに、一方的で独善的な映画だよなあ、っていう点は否めないと思う。
自己主張の出来ない主人公エヴリンがイジーから元気をもらって、「強い」女になっていくその姿はコメディとして痛快だけど、スーパーで駐車場を取られたたくらいで相手の車をボコボコにしちゃうとか、夫と十分な話し合いもせず無理やり婆さんを住まわせようとするとか、やりすぎというか、無茶苦茶すぎというか。
回想シーンの中でいうと、ルースの夫フランクは確かに心情的には殺されても仕方なしのクソ野郎に違いないけど、殺害、死体遺棄を集団で隠蔽してハッピーエンド、というのはこれまたやりすぎだろ、と。
あの状況で具体的に他にルースが救われる方法があったか、と言われると難しいけど、フランクはイジー、ルース側の人間を殺したわけでもないし、いきなり死をもって制裁って言うのはやっぱりバランス的に苦しい。
コメディとして見るには楽しい映画だけど、エヴリンやイジーは飽くまでもデフォルメ化した物語上のヒロインであり、等身大のヒューマンドラマとして見るにはちょっと違う映画だと思う。

スポンサーサイト

日常生活 | trackback(0) | comment(0) |


2009/06/26 (Fri) 雑誌デビュウ

雑誌に僕の記事が載ります。
アジア経済研究所が出している、「アジ研ワールド・トレンド」という雑誌の8月号の特集記事の一つです。

http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/W_trend/

今回の特集は、経済学の理論に基づいた、開発におけるイノベーティブな取り組みについて紹介するもので、僕は、AMCという新しいワクチン開発のための資金調達メカニズムについて書きました。
他には、ワークフェア、条件付き所得移転、マイクロ保険、天候デリバティブなどが取り上げられるそうです。
このワールド・トレンドという雑誌は学術雑誌ではなく、割と平易な内容の読みやすい雑誌なので、もし見かけたら手にとって見てください(買わなくていいから!買うくらいなら酒でもおごれ!)
かなり大きな書店なら置いているかも。

事務連絡 | trackback(0) | comment(0) |


2009/06/26 (Fri) 東京で住まいを探してます

東京で僕に部屋を提供してくれる人いませんか?
提供してくれる人を知りませんか?
もちろん家賃は払いますよ。。
6月から東京の社会科学系の研究所で働き始めましたが、その仕事は半年契約で、その後は出来れば海外へ、と思ってるので、普通に賃貸で借りると不便なんですね。
何かいい情報がある人、教えてちょ。

事務連絡 | trackback(0) | comment(0) |


2009/06/26 (Fri) さようならデューク大学留学記(仮)

1年の予定を半年以上オーバーしてしまいましたが、5月をもってなんとか大学院を修了することができました。
一時はどうなることかと思いましたが、まあ最悪の結末は避けられて良かった良かった。
ということで、このブログはあと数回で終了させていただきます。
新ブログはいつになるかわからないけど、そのうち立ち上げてここでお知らせします。
次はちゃんと一貫したペースで続けて行きたいものです。

事務連絡 | trackback(0) | comment(0) |


2009/04/01 (Wed) さようならデューク大学留学記(仮)(仮)

1年半に渡ったデューク大学留学記(仮)ですが、近々終了しようと思います(削除はしません。更新をやめるだけ。)。
松本人志の放送室がこの3月を以って終わってしまってつまんないからではなく、無事修士号を取得出来そうだからです。
今後の進路は未定ですが、修士号を取得できたことで(正式にはまだですけどね。おめでとう!も取っておいてね。)、「いわゆる『開発』の世界で職に就くこと」という短期的な目標のためのスタートラインに立つ権利は得られました。
これまで7年半、ではなく1年半、聞いてくださった方、ではなく読んでくださった方、コメント(ブログ、mixi両方で)をくださった方、応援してくださった方、どうもありがとうございました。

正式な修了が決まるまでの間はこれからも何回か更新しようかと思います。
デューク大学留学記(仮)終了後は、多分新たなブログを設けると思いますが、それについてもこちらでお知らせします。
それでは皆さん良い春を!!

余談:
松本人志の放送室第375回のオープニングで使われた「私は高須になりたい」は僕の投稿作品です。
ハガキ職人では決してなく、妹さんと一緒にふざけて送った一発一中でした。
耳栓は届いてません、住所を書かなかったから。

事務連絡 | trackback(0) | comment(3) |


| TOP | next >>

プロフィール

shusakushu

Author:shusakushu
世界の平均寿命を延ばすことを長期的な目標に、いわゆる「開発」の世界で職に就くことを短期的な目標に、2007年8月から1年間、アメリカノースカロライナ州デューク大学国際開発政策プログラム(PIDP)に留学中。
講義についての記録を中心にしつつも、その他日常生活の様子も記録する予定。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。